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2025.07.09

Column

社労士法が変わります!~“労務管理の専門家”として、企業の現場をもっと支援できるようになります~

こんにちは、グスクード社会保険労務士法人です。

令和7年6月18日、参議院本会議にて「社会保険労務士法の改正」が採決され、ついに可決・成立しました。
今回の改正は、私たち社会保険労務士にとって20年ぶりともいえる大きな転機です。

では、この改正によって何がどう変わるのか?
そして、私たち社労士は、これからどのように皆さまをサポートしていくのか?
ポイントを絞って、わかりやすくご説明いたします。

■ 社労士法が20年ぶりに改正。実は御社に関係があります!
2025年に「社会保険労務士法」が改正されました。
この法改正、実は経営者・人事ご担当者の皆さまにとっても
“人に関する悩みをもっと相談しやすくなる”
大きな転換点です。

■ 社労士の「使命」が明文化されました!
今回の改正では、社労士の目的に次のような内容が新たに追加されました(第1条改正):
「適切な労務管理の確立」や「労働者の尊厳が守られた労働環境の形成」を通じて、
企業の健全な発展に貢献することが社労士の使命である。

つまり、単なる手続き代行者ではなく、【職場の健全化に寄与する専門家】 としての役割が、
法律の中でも正式に認められたのです。

■「労務監査」も社労士業務に!
職場の就業規則や労働契約の運用状況の点検(=労務監査)も、正式に社労士業務に位置付けられました。

企業にとっては――

✔ 労基署対応の備えとして、社内ルールの整備と点検を任せられる
✔ ハラスメントや未払い残業などのリスクを、事前に洗い出せる
✔ 外部への「コンプライアンスチェック」説明の根拠として使える

というように、“守り”と“信頼性”の強化に役立つ仕組みが使えるようになります。

■ 社労士を名乗るにも厳格なルールに
今回の法改正では「社労士」「社労士法人」「社労士会」などの名称使用制限も明記されました。
資格を持たない者が、あたかも専門家のように誤解を与えることを防ぐためです。

これにより、企業の皆さまは  【誰に相談すれば安心か】 を見極めやすくなります。

■ 社労士との関係も、これからが本番です
今後は社労士が「労務管理の伴走者」として、より一層企業の支援に関われるようになります。

✔従業員のトラブル対応やハラスメント対策
✔労務コンプライアンスの点検(労務監査)
✔就業規則・労働契約の運用支援
✔助成金・人材確保・働き方改革サポート

など、 【人の問題を丸ごと相談できる存在】 へと役割が広がっています。

■ 最後に
「法改正」と聞くと難しく感じるかもしれません。
しかしこの改正は、「もっと相談しやすく、もっと企業に寄り添える社労士であるために」という制度の進化です。

御社の“人”に関する悩み、今こそグスクード社会保険労務士法人ご相談ください。
私たちは、より深く、そして実務に強い支援をご提供してまいります。

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