2022.08.15

Column

令和4年度最低賃金、過去最大の引き上げ額!活用できる助成金は?

こんにちは。グスクード社会保険労務士事務所です。

令和4年10月より適用される地域別最低賃金の改定額が各都道府県で出そろいました。
引き上げ幅は30~33円で、全国加重平均で961円となりました。沖縄県は853円(+33)です。
令和4年度地域別最低賃金 答申状況

この引き上げ額は、昭和53年度に目安制度が始まって以降の最高額です。
物価上昇による家計の負担が増していることを考慮して、過去最大の引き上げ額となりました。

賃金引き上げで活用できる助成金

最低賃金が上がると、当然企業が負担する人件費は増えます。
そこで、厚生労働省では賃金引き上げをサポートする助成金を用意しています。

【業務改善助成金】
事業場内の最低賃金を一定額以上引き上げ、さらに生産性向上のための設備投資(機械設備、コンサルティング導入や人材育成・教育訓練)などを
行った場合に、設備投資にかかった費用の一部を助成してくれます。

【キャリアアップ助成金(賃金規定等改定コース)】
正社員以外の従業員の基本給の賃金規定等を2%以上増額改定し、昇給させた場合に助成されます。
中小企業等の場合で3%以上5%未満増額改定した場合、または、5%以上増額改定した場合は一定の助成額が加算されます。

最低賃金を上げるのであれば、せっかくなので助成金を活用しましょう。

当事務所では、助成金の申請代行を行っておりますので、詳しくはお問い合わせください。
最後までお読みいただき有難うございました。

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