コラムcolumn
被扶養者の健康診断は会社の義務ですか。
こんにちは。
グスクード社会保険労務士事務所です。
今回は、被扶養者(扶養に入っている方)の健康診断についてお話し致します。
労働者に対しての健康診断は年1回、会社が健康診断を受けさせる義務がありますが、扶養に入っている方の健康診断はどうなるのでしょうか。
扶養に入っている方の健康診断は、会社の義務ではありませんので、扶養に入っている方はご自身で健康診断を受けなければなりません。
しかし、協会けんぽに加入している場合、40歳〜74歳の被扶養者には補助があります。
毎年3月ごろ、対象となる被扶養者当てに協会けんぽより「特定検診のご案内」という案内が届きますので、届きましたら、ご自身で予約し健康診断を受けることが可能となります。
組合で加入の場合は、各組合で若干違いがありますので、一度ご自身が加入している組合に確認してください。
健康診断はとても大切です。健康診断を受けることで病気の早期発見につながることもありますので、補助をうまく活用し年1回は健康状態のチェックを行うよう心がけましょう。