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なかなか聞けなかった退職「会社都合退職」について
崎山一葉さん
渡慶次さん!今日のコーデポイントは!
「なかなか聞けなかった退職についてのお話」
先週お伝えした中から「会社都合退職」について掘り下げたいと思います。
渡慶次さん
実は会社都合退職にも種類がありまして、大きく分けて「解雇」と「退職勧奨」という2つがあります。
崎山一葉さん
解雇と退職勧奨にはどのような違いがあるのでしょうか?
渡慶次さん
解雇というのは、従業員が何を言おうが会社側から一方的に雇用契約を切る事をいい、これに対して退職勧奨は「退職してはどうでしょうか?」というような提案をすることをいいます。
崎山一葉さん
なるほど。今の時期、ニュースなどでもよく耳にしますね。
渡慶次さん
そうですね。
解雇と退職勧奨の大きな違いは、解雇は一方的な契約の終了であるのに対して、退職勧奨は双方の合意があって初めて退職が成立するところです。
この違いについて、企業も労働者も誤解している事が非常に多く、たとえば企業側から退職に関する話をされた時点で「解雇された」と思い込んでしまうケースがあります。
実際は退職の提案、つまり「退職勧奨」の段階である場合が多く、その提案を受けたくなければそのまま在職し、退職が自分にとって良いのであれば提案を受け入れても良いのかなと思います。
「解雇」と「退職勧奨」の違いを理解したうえで、退職に関して考えて頂きたいと思います。
崎山一葉さん
違いを理解して選択することが大事なんですね。
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