効果的な求人の打ち出し方から、履歴書の読み方、面接時の質問の立て方、採用基準の設定の仕方、潜在的な問題社員の見破り方等、人材採用に関するご相談を承ります。

あなたの人材採用は間違っていませんか?

現在、常時10人以上の労働者を使用している事業所は、就業規則を作成し、労働基準監督署に届け出る義務があります。ただし、「義務だから作る」という意識ではリスク管理は不十分と言わざるを得ません。10人以上も労働者が働いているのであれば、企業秩序を維持し、従業員の公平性を保つためにも就業規則は実際に必要になるはずです。就業規則がなければ、問題行動を繰り返す従業員に注意・指導する根拠もありませんし、懲戒処分等の罰を与えることもできません。これは10人未満の企業にも言えることで、当事務所は10人未満の小規模事業所にもできる限り就業規則を整備することをお勧めしています。

あなたの会社には、問題ばかりを起こして周囲に迷惑を与えている困った社員は、いませんか?

やるべき仕事が全然できない社員、体の調子が悪いと嘘をついて会社をサボる社員、指示に従わず会社の悪口を言いふらす社員、うつ病になって長期の休職を繰り返す社員など、会社が抱え込んでしまう問題社員のタイプは様々ですが、一つだけ共通して言えることがあります。それは、何故そんな社員を採用してしまったのかということ。

全ての労務トラブルは、「採用」から始まります。

問題社員を採用してしまったときのことを思い出してみてください。あらためて履歴書の記載を読み返したり、面接の時の言動を思い返してみたりすると、必ずどこかに問題社員になる予兆があったはずです。何故、それに選考段階で気づくことができなかったのでしょうか? それはあなたの会社が採用に関するしっかりとした軸と方法論をもたず、間違った採用を行っているからです。逆に言えば、採用さえしっかり行えば、多くの労務トラブルを未然に防ぐことができるということです。

あなたの会社の人材採用は間違っていませんか?

下記の質問にYes/Noに答えることで、あなたの会社の採用力が診断できます。

  1. 1. こんな忙しい時に、採用の仕事まで兼務するなんて正直イヤだなと感じる。  Yes/No
  2. 2. 採用ポジションについて、どんな人材が求められるか明確に説明できない。 Yes/No
  3. 3. 採用面接で質問する内容は、その場のアドリブで考えて候補者に質問している。 Yes/No
  4. 4. 面接のスケジュール調整や接遇対応している社員に候補者の印象を聞いたことがない。 Yes/No
  5. 5. 元気が良く、明るく、ハキハキしている人材はリーダーシップがあると思う。 Yes/No
  6. 6. 採用はインスピレーションが90%以上だと思う。 Yes/No
  7. 7. 最近の若手は精神的に弱いので、圧迫面接をして這い上がってくる人材を採用するべきだ。 Yes/No
  8. 8. 前の予定が延びてしまい、面接に来た候補者を10分以上待たせたことがある。 Yes/No
  9. 9. 御社の強みは何ですか? と質問されたのに自分の成功体験を話していることが多い。Yes/No
  10. 10. 自分と出身地や卒業した大学が同じと分かり、面接の場で意気投合したことがある。 Yes/No
  11. 11. 自分の採用面接について、客観的な第三者のコメントを受けたことがない。 Yes/No
  12. 12. 人材が会社にマッチするか否かは、実際に入社させてみないと分からないと思う。 Yes/No
  13. 13. 内定を出したら、後は候補者本人の気持ち次第なので、何もすることはないと思う。 Yes/No
  14. 14. メンタルリスクなんてウチの会社は関係ないと思っている。 Yes/No
  15. 15. 採用面接で判断に困ることがあったら、上司に相談すればよい。 Yes/No

採用で会社の未来を創る

採用力を強化することによって労務トラブルを未然に防ぐことができますが、採用とは本来、会社の未来を創る活動であることを忘れてはなりません。会社は必ず「良い人材」を採用しようとしますが、あなたの会社にとって「良い人材」とは、何でしょうか? それはあなたの会社の理念を実践し、会社を進むべき未来に引っ張っていく人材です。小さな会社でも採用を強化し、良い人材が集まるような仕組みを作ることで、大きな成長を遂げることが可能です。


当事務所では、会社の採用力を強化する支援として、「会社の未来を創る採用コンサルティング」を行っています。人材採用でお困りの経営者、人事責任者のみなさま、まずは私共にお気軽にご相談ください。

会社の未来を創る採用コンサルティング

私たちが提供している採用力強化のための「会社の未来を創る採用コンサルティング」は、下記の3点に軸に置いています。

  1. 1. 沖縄での事業展開に必要な優秀な候補者をいかに集めるか。
  2. 2. 選考段階で候補者に必要な能力・素質があるかをいかに見極めるか。
  3. 3. 採用に成功した優秀な人材をいかに定着させるか。

1. 沖縄での事業展開に必要な優秀な候補者をいかに集めるか。

中小企業、あるいは県外や海外から沖縄に事業進出したばかりの会社は、まだ知名度がないので、募集をかけてもなかなか良い候補者が集まりません。しかし事業の運営には、一刻も早く人材を獲得する必要があるため、その焦りから間違った人材を採用してしまうことが多くなってしまいます。このような時ほど、会社の強み・特色・方向性を明確に打ち出すことが必要です。私共のコンサルティングでは、沖縄で事業展開をする会社が、どのようなチャンネル(経路)で、どのような打ち出し方をすれば、求職者の心に響き、優秀な候補者を集めることができるのかという観点から採用戦略策定の支援を行います。

2. 選考段階で候補者に必要な能力・素質があるかをいかに見極めるか。

集まった候補者の中から、会社が求める能力・素質のある方を見極めるプロセスは、採用後の労務トラブルを未然に防ぐためにも非常に重要です。そのためには、今回募集をかけるポジションに必要な能力・素質とは何かをまずは社内で明確に認識する必要があります。私共のコンサルティングでは、まずは経営者・人事責任者・配属先責任者等に対するインタビューを通して、募集する人材に必要な要素を明確にします。その後、履歴書の見方の解説、面接で確認すべき事項等のアドバイス等、具体的な方法論に落とし込んでいきます。必要に応じて採用面接への立会も行っています。

3. 採用に成功した優秀な人材をいかに定着させるか。

せっかく優秀な人材を獲得できても、すぐに会社を辞められてしまっては、採用にかけた時間も労力も無駄になってしまうばかりか、また一から採用活動を始めなければならなくなるので、会社は大きな損失を被ってしまいます。このような事態を避けるために、私共は、人材の定着という点においても採用コンサルティングのフォローを行います。人材の定着には、入社前と入社後のギャップやズレをなくすことと、入社直後のフォローが非常に重要です。この2点をおさえ、人材の定着率を向上させるためのアドバイスを行います。

私共の「会社の未来を創る採用コンサルティング」は、下記の3タイプの採用が対象になります。

新卒採用

沖縄は全国第一位の出生率を誇る人口増加県であり、毎年、高校・大学あわせて2万人を超える新卒者が社会に出てきます。しかし、彼らを受け入れる産業がまだ十分に成熟しておらず、現在、沖縄の若者(15~29歳)の完全失業率は全国でもトップの10.8%となっています。つまり成長の「伸びしろ」の多い若者が人材マーケットにあふれているのです。彼らは、いまは大した能力・技術を持たない候補者かもしれません。しかし、「高い志」と「挑戦の機会」、そして「正しい導き」があれば、将来間違いなく大きな戦力となって、沖縄におけるあなたの事業を成功に導いてくれるでしょう。

中途採用

沖縄の人材マーケットには若い成長段階の人材が豊富にいますが、若い人材を育成する管理職経験者、豊富な経験と高い技術をもった技術者、専門的な知識・資格をもった専門職の人材は見つけるのが困難という状況にあります。私共は独自のネットワークを通じて、あなたのビジネスを成功させるために必要な管理職・技術職・専門職経験者を獲得するお手伝いを行います。

シニア人材採用(60~65歳の高齢者の採用)

深い職業知識、豊富な経験、成長期の日本を支えた高い勤労意識をもつシニア層の人材活用は、日本の国際競争力を確保する上で欠かせないポイントです。しかし現状、首都圏や大都市では、定年を迎えたシニア層の人材は、再就職するにもなかなか働き口を見つけることができません。その結果、シニア層の人材は結局その能力を持て余し、早すぎるセカンドライフを迎えてしまいます。これでは、日本が誇る宝の持ち腐れといっても過言ではありません。 私共は沖縄を拠点としてビジネスを行う企業のみなさまに、県外からのシニア人材の獲得をご提案しています。県外から獲得したシニア人材に、ビジネスの即戦力となっていただきながら、沖縄の若手を育成してもらうという採用モデルは、助成金の対象にもなりやすく、メリットが多い採用戦略です。

シニア人材を沖縄で活用するメリット