海外進出、外国人雇用に関する労務相談海外進出、外国人雇用に関する労務相談

グローバルにビジネスを展開する企業様にむけて、当事務所では海外展開・外国人雇用支援業務を提供しておます。具体的には、従業員の海外派遣や外国人採用に関するコンサルティング、雇用契約書のドラフティング、海外赴任規程の整備、外国人に対応した就業規則・賃金規程の策定、グローバルビジネスに必要な「人」に関する施策をワンストップで支援するサービスです。

アジア経済が急成長を遂げる中、日本の中で最も地理的に東アジアの主要都市に近い沖縄の優位性は高まっています。沖縄で事業を行う企業にとっては、海外に進出する大きなチャンスが到来していると言えるでしょう。実際に多くの企業が沖縄から台湾、香港、中国、シンガポール、タイ、ベトナム等といった東アジア主要国に進出しています。

海外に貴重な日本人コアスタッフを派遣する場合には、派遣されたスタッフが安心して働ける環境と、厳しい異国の地でモチベーションを維持できるだけの待遇を与えてあげなければなりません。そのためには、海外赴任規程の整備が必要です。基本給や手当、賞与等の計算方法や海外送金に関する規定、渡航費用や支度金の負担に関する規定、健康保険・年金の継続・脱退に関する規定、家族の同伴に関する規程等、整備しなければならない項目は多岐にわたります。

また海外で事業を展開する場合においても、沖縄でグローバルビジネスを展開する場合においても、企業と海外マーケットの架け橋になってくれる外国人の雇用は事業を成功させるための重要な要素です。外国人顧客の言葉や嗜好を理解し、彼らが本当に望む商品・サービスを提案できるのは、やはり外国人において他ならないからです。

しかし多くの企業が外国人雇用で失敗し、トラブルに巻き込まれるケースも増えています。外国人雇用はグローバルビジネスを加速させる反面、外国の法律や商習慣、言語、文化の違いによる壁も大きく、日本人の「当たり前」を一方的に押しつけてしまうことで、彼らの能力を引き出せないばかりか、トラブルを引き起こしてしまうリスクも低くないのです。

外国人雇用にあたっては、外国人がどのように物事を考え、行動するかを理解し、適切な手続きによって契約を交わし、それに基づいて労務の提供を受け、賃金を支払うことが重要です。当事務所では、豊富な経験と知識をもとに外国人雇用をサポートしています。