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2025.11.25

Column

給与明細のWeb化をご検討中のご担当者さまへ

こんにちは、グスクード社会保険労務士法人です。
給与明細を紙からWebに変更したいとお考えではありませんか?
紙だと、印刷後に従業員ごとに封入し、誤配がないように手渡し、もしくは発送する必要があります。手間とコストがかかる一方、Web明細ならタイムリーで安全な運用が可能です。

Web明細化にはメリットがある反面、同意の取得、閲覧できない方への配慮、障害時の代替手段など、人事労務として外せない準備が必要です。


抑えるべきポイント

まず、これだけ意識しておけば大きく外しません。

・同意を取る:紙からWebへは”本人の承諾”が基本です。紙を選べる道も残しておきます。

・Webで見られない人への配慮:共用端末の用意や、希望者への紙交付など、代替手段を最初から決めておくと安心です。

・止まった時の備え:システムに不調はつきもの。そんな時は一時的に紙で交付します。


移行の流れ

1.現状把握 :対象人数、紙の年間コスト、就業規則の記載、従業員の端末環境をざっと確認。

2.要件の確定:公開のタイミング、ログイン方法(多要素認証の要否)、退職者の再発行、保存期間、問合せ窓口。

3.システムの選定:セキュリティ認証、使いやすさ、既存の勤怠・年末調整との連携、サポート体制、料金。

4.規程・契約の整備:就業規則に「電子交付(紙も選択可能)を明記。」個人情報・委託契約も見直し。

5.周知&同意:社内告知を行い、同意を回収。紙希望者の受付期限を設けて、未申請=ウェブ交付の扱いにしない(必ず意思表示で運用)。

6.本番運用:公開日にWeb明細の公開。障害時は、一時的に紙で交付にて対応する。復旧後は通常運用に戻す。


同意取得の進め方

いつから切り替わるのか、どこでどう見るのか、困ったらどこに聞くのか。

これを分かりやすく伝え、日付・本人名・撤回方法が残る形で、各従業員から同意を取得します。(電子でもOK)

端末がない方には、共有PC、業務内で見られる時間の配慮、操作が不安な従業員向けの図解の簡単マニュアルを用意しましょう。


社内通知(周知)文例

Web明細を開始するときの通知例としては、このようなものが考えられます。

件名:給与明細のWeb交付開始のお知らせ
従業員各位
[会社名]は、[開始月]支給分からWebで給与明細を交付します。

・閲覧:支給日の[○日前]から、[ポータル/アプリ名]へ社員IDでログイン(初回は多要素認証が必要)

・印刷:PDFダウンロード可(社内プリンタ利用可)

・障害時:一時的に紙で交付します

・紙を希望する方は、[○/○]までに[申請フォーム/人事窓口]へお申し出ください。
 問い合わせ:[窓口名・内線]/[メール]


すぐ使えるFAQ

紙明細からWeb明細に移行するときに、よくあるご質問です。

Q1. スマホやPCがありません。
A. 社内共用端末を用意します。希望者は紙交付も選べます。

Q2. 退職後に明細が必要となったときは、紙明細で出すことも可能ですか。
A. 退職後は再発行フォームから申請いただくと、本人確認の上、郵送または限定公開URLでお渡しします。

Q3. パスワードを忘れた場合はどうすればいいですか?
A. リセット申請で初期化し、案内に沿って再設定をしてください。

Q4. システム障害で見られません。
A. 会社から告知のうえ、紙で仮交付します。復旧後はWebで再確認できます。

Q5. 他の従業員に私の給与明細が見られることはありますか?
A. ありません。明細は本人専用で、本人のアカウントでのみ閲覧できます。


まとめ

Web明細は、必要な情報にいつでも安全にアクセスできる環境をつくります。

成功の鍵は、同意の取り方・配慮・代替手段・記録という基本の徹底です。

「自社だとどう進めればいい?」など、小さなご質問から歓迎です。お気軽にお問合せくださいませ。

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